普通のライトノベルとは一味も二味も違う! 『魔法科高校の劣等生』!

    私はライトノベルが大好きで、毎月2~3冊は読みます。

    一時期は年間で100冊以上読んでおり、読んできた数だけで言えばかなりの量だと思います。

    どの小説を読むかはタイトルやイラスト、あらすじを読むなどして決めますが、最近ではインターネット上で試し読みが出来るのでそのようなコンテンツも利用しています。

    そうして手当たり次第、様々なライトノベルを読んできた私ですが、正直なところかなり飽きていたところもあります。

    と言うのも、描かれる主人公がどこか似通っており、新鮮味がどんどん薄れていったからです。

    展開などについても同じで、「こうなるんだろうな」だとか「あぁ、このパターンね」などと、おおよそ内容に見当がつくようにもなっていました。

    そんなある日、次に読むシリーズを探していた私が見付けたのが『魔法科高校の劣等生』です。

    最初はそれほど期待していなかったのですが、読んでみて驚愕しました。

    まず特徴的なのが、ライトノベルにしてはかなり固い文体です。

    従来のライトノベルはその名の通り軽い文体なのですが、このシリーズはそれとは一線を画しています。

    ともすれば、10代の少年少女には難し過ぎるように感じるほどなのですが、それが逆にこの作品の魅力だと思っています。

    一巻を読み終わった時点でも驚かされ、大抵のライトノベルは一つの巻である程度話が完結するのですが、『魔法科高校の劣等生』の一巻は完全に『続く』状態で終わりました。

    このようなシリーズに出会ったのは初めてで、即二巻を読み始めました。

    その分、内容も厚く、読み応えも抜群です。

    また、私は読む速度がそれなりに早く、ライトノベル一冊程度なら一日で読み切ることが出来ます。

    しかしこの作品は、一冊読み終わってもすぐに続きが読みたくなり、気が付けば寝ずに三冊連続で読んでいることもありました。

    文体が特徴的なのは前述の通りですが、それ以外にも他作品と違う点があります。

    それは、いわゆる『お約束』がほとんどない、と言うことです。

    大抵のライトノベル、中でも私が好きなバトルファンタジー物ではある程度展開が決まっており、「ピンチに陥った際に突然仲間が強くなる」や「敵が都合良く見逃してくれる」など、様々な『お約束』があります。

    ですが、このシリーズではそう言った『ご都合主義』がほとんどなく、読んでいてかなりリアルに感じることがあります。

    ある意味、王道に対するアンチテーゼのように思えなくもないですが、そこがまた面白いところでもあります。

    まだまだ語りたいところはありますが、今回はこの辺りで失礼させて頂きます。

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